パーキンソン病(パーキンソン症候群)についてのリハビリ

パーキンソン病(パーキンソン症候群)は様々な運動機能・自律神経・精神症状など多くの問題が出現する難病です。
ドーパミン補充療法など服薬では、神経変性による不足した物質を補う面はあっても根本治療は難しい状況です。

病が進むのを、ただ見守ることしかできないのでしょうか。

当院では運動機能を改善し、生活の質を向上させる事を目指します。


パーキンソン病では、脳内の神経が変性のよって、ふるえや硬直などの運動障害などを引き起こす病です。

当院が特に意識する症状は、非常に歩きにくくなることです。

歩けずに寝たきりになると、筋力とともに意欲も落ち込みやすくなるでしょう。
ただ、歩くためにと、リハビリや筋力トレーニングをしても、脳神経の問題がありますから、歩行を改善させる土台にしかなりえません。

では、どうすれば運動機能を向上させられるのでしょうか

当院では、運動機能障害の多くは、脳からの悪い運動パターンが関わっていると考えます。
この悪い運動パターンとは、人間が元からもっている運動機能を活かせてない状態です。

それは、姿勢の崩れや無理な体の使い方など、生活習慣や仕事などで無意識に身に付いてしまい。パーキンソンでの運動機能低下にも影響しています。

悪い運動パターンの改善のために、体の歪みや問題を施術しながら、それに合わせた適切なオーダーメイドの運動をおこない、悪い運動パターンを元から改善します。


では、パーキンソンの場合の主なポイントです。

たとえば、よくパーキンソンの方は前傾姿勢になり、小刻みな歩行で非常に転倒しやすくなられています。

まず、前傾姿勢に対して、ひとつは膝が曲がって伸びにくくなっています。
その、膝を伸ばし、痛みや気持ち良いだけのストレッチではなく、動きやすくし、その感覚を身につけてもらいます。
(このような硬直にたいする施術は、膝だけでなく、問題となる体の各部位に行われます)

次に、悪い運動パターンを改善させるための、運動を短時間で集中して行います。
この運動をしていくなかで、姿勢の崩れ・重心・バランスの変化を感じてゆくことになりあます。
たとえ、脳が悪い運動パターンを繰り返していても、体感しながら動かすことで、無意識におこなっていた問題であっても改善してゆくことになります。

たとえ、パーキンソンによって脳神経の変性から、さまざまの動きで、悪い運動パターンがなされていても、良い運動パターンに切り替えて、運動機能を向上させることは可能なのです。

歩けることが、病の身でも、外への歩む気持ちになることを願ってやみません。

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