パーキンソン病で行うリハビリを紹介!薬やリハビリで治るの?

こんにちは、鈴木です。

自分自身やご家族がパーキンソン病と診断されると、動揺する人も多いと思います。

なんとなく聞いたことがあるけど『これからどうなっていくのか』『どんなことを行えばいいのか』最初は分からないことばかりで不安になりますよね。

パーキンソン病は約1000人に1人の割合でかかり、治療法はお薬を飲んだりリハビリを行うのですが治すという治療法ではなく、進行を遅らせる為に行います。

パーキンソン病は少しずつ症状が出てくる病気で判断しづらいです。

  • 洋服のボタンを止めるのに時間がかかる。
  • 手の細かい動きがしにくい。
  • 足が突っかかりやすくなる。

など様々です。最初はそんなに重要視されず、特に若い世代(40代くらい)は見逃してしまうこともあります。

原因はまだ解明されておらず、治る治療法もありません。

しかし、お薬や正しいリハビリを行うことでパーキンソン病の進行がかなり変わってきます。

リハビリは患者さんそれぞれの症状に合わせて行っていきますあが、施術者によってもリハビリの効果が大幅に変わるのであまり効果を実感出来ない場合だと、患者さんの気持ちも沈み最終的にはリハビリを拒否してしまう場合もあります。

パーキンソン病の進行を遅らせるのには、体と心のケアをしながらリハビリを行うことがとても大切です。

当店では、他ではあまり改善されなかった患者様を多く施術させて頂いてますので、何か分からないことや不安なことがありましたら気軽に相談してくださいね。

 

パーキンソン病とは

私達の体が動く理由はドーパミンが大脳皮質への指令を調節することで、筋肉が動き体が動きます。

パーキンソン病はこのドーパミンの神経細胞が壊れ減少してパーキンソン病を発症します。

ドーパミンが減ると起こる症状
  • 震えがでる
  • 体が動かしにくくなる
  • 転倒しやすくなる
  • 動きを止めることが出来な
  • 表情が出なくなる

パーキンソン病になるきっかけは重度のストレスでなる場合がありますが、はっきりとし理由は解明されていません。

50代~60才以上の人が発症する割合が増えますが、40才以下でも発症する(若年性パーキンソン病)場合があり、基本的には治らず時間と共に進行していきます。

特に若い方は症状が出ていても、仕事の忙しさや疲れを理由に病院に行かなかったりして診断が出るのに時間がかかります。

パーキンソン病ではないパーキンソン症候群があるのですが、症候群と診断された場合はパーキンソン病と症状は似てはいますが、中には改善して症状が進行しない場合もあります。

治療法としては薬で調節して進行を抑え、リハビリで筋力をつけいく方法があります

入院は基本的にはしないのですが、動きが悪くなったら薬の調節で入院することがある場合もあります。

 

症状を詳しく解説

パーキンソン病いは様々な症状があります。体の片側から症状が出始めゆっくり全体に症状がでてきます。

運動機能からくる症状

手・足が震える 特に何もしていない時などに震えが手・足に出てきます。パーキンソン病の中で最も代表的な症状です。
動作が遅く、小さい 姿勢が悪くなり、小刻みに歩くようになります。色んな動きをしようとすると更に動きが遅くなり、最初の一歩が踏み出せないなどの症状がでます。
姿勢反射障害・バランスがとりづらい 軽く押されるだけで倒れてしまったり、自分自身でもバランスがとりずらくなります。
筋強剛(きんきょうごう) 筋肉がこわばり体の動きをスムーズに動かすことが難しくなります。
瞬きが減るなど顔の表情も無表情気味になったり、食べ物を飲み込みづらくなったりもします

精神(自律神経)からくる症状

自律神経からくる症状 自律神経が乱れることで多く起こりがちなのが便秘です。他にも排尿障害やめまいなどもおこりやすくなります。
認知症に似た症状がでる 認知機能が低下し、判断力や記憶力に影響がでる
睡眠障害・うつ病 パーキンソン病になったことで、夜眠れなくなったり心が暗くなりがちで外にも出たがらなくなり、鬱病を発症する場合があります。
便秘は90パーセント程の患者さんにみられます。

ドーパミンを増やすと症状が軽減する

ドーパミンは楽しいことや嬉しいことをすると増えていきます。患者さんの好きなことを積極的に行いドーパミンを増やすことも可能なのですが、お薬でドーパミンを増やして症状を軽減させることも出来ます。

 

どんなリハビリをするの

パーキンソン病はだんだん体の動きが制限されてく病気で、体の動きが制限されると筋力も少しずつ衰えていきます。

そのような中で筋力をすこしでも多く保って行くことが重要になります。

筋力が落ちていきそのまま寝たきりになるのか、少しでも動ける体でいれるのかはリハビリをで大きく変わってくるので、施術者との相性もとても大切になってきます。

パーキンソン病の主なリハビリ

筋力の低下を防ぎ、固くなった関節を和らげたり、普段の生活動作が出来ることを目指してリハビリを行っていきます。

リハビリセンターや病院などで行ったり、訪問でリハビリを行うのですが自宅で出来ることもあります。

日常動作

歩行訓練
小さくなりやすい歩幅を改善するため、床に線を引いたりして安定した歩幅で歩ける様に訓練します。リズムをとりながら歩くとより効果的です。
食事の動作
パーキンソン病は座っていてもバランスをとることが難しい場合があります。体を補助してくれる椅子に座り、自助具などを利用してリハビリを行います
着替えの動作
着る・脱ぐ・はくという日常の動作のリハビリです。可動域が制限されていくため大変な動作ではあるのですが、大きめの服をきるなど工夫をして自分自身で行えるようにしていきます。

着替えの動作は介護者に大きく負担がかかるので、なるべく自分で行えることが介護者への負担軽減に繋がります

その他の運動

ストレッチ 体がこわばりやすいので、伸ばすストレッチを重点的に行います。
筋力を付けていく運動 患者さんの症状に合わせて、筋肉をつけていけるように機械などを使って負荷がかかる様に運動していきます。
顔や首の運動 顔の筋肉を大きく動かしたり、首を回したりして筋肉を伸ばしていきます。
肩や手の運動 肩を上げたり回したりした関節の柔軟性を高め、手を開いたり握ったりして手と指を動かしていきます。
座って行う運動 体をひねったり、膝を上げ下げしたり、バランスをとれる様にしていきます。
立って行う運動 立ったまま、前に曲げたり左右にひねったり関節を和らげていきます。
パーキンソン病はリハビリがとても重要になってきますので、リハビリを重ねても効果が出ないと心まで沈んでいきます。体が動かせるようになり、心も明るくなるリハビリが行えるのが理想ですね

 

すずき訪問マッサージを利用した方の変化

こちらの患者様は整骨院へ3年間通い、姿勢が崩れ歩幅もかなり狭くなっていました。

施術させて頂いくとかなりスムーズに歩けているのが分かるかと思います。

引用サイト:YouTube

 

 

まとめ

パーキンソン病は薬を飲んだり、リハビリをすると治るという病気ではありません。

しかしリハビリをすることで、病気の進行を遅らせることが出来ます。

すずき訪問マッサージを利用した患者さんとご家族の声

  • 転倒しにくくなった。
  • 足が上がりやすくなった。
  • 震えがましになった。
  • 姿勢がよくなった。
  • 歩幅が狭すぎて歩きにくかったのが、改善された。

当店では、他ではあまり改善されなかった患者様を多く施術させて頂いてます。

リハビリを積極的に行える環境と心を身につけることがパーキンソン病の進行を抑えるのにも重要なことではないでしょうか

患者様やご家族の方がパーキンソン病をもっと理解し、上手く付き合っていけるようにサポートさせて頂きます。

分からないことや、困っていることがございましたら相談して下さいね。

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