パーキンソン病と診断された患者様やそのご家族は不安な思いを抱えられているかと思います。
- 症状がどのように進行していくのか
- どんなことが出来なくなっていくのか
- どんなリハビリを行うのか
- リハビリはどこに行けば良いのか
などたくさんの不安があると思います。
ご家族の場合は介護の問題も出てきますので、日常生活が大きく変化してしまうこともあります。
しかし、パーキンソン病になったからといってすぐに介護が必要になる場合は少なく、パーキンソン病が発症しても5年、10年ほど普段の生活を崩さずに生活されている方もいます。
パーキンソン病は薬を使い正しいリハビリを行えば進行を抑えることが出来るので、正しい知識をつけ前向きに病気と向き合って頂けたらと思います。
パーキンソン病とは
パーキンソン病はドーパミンがうまく働かず量が減り、運動機能に支障がでてきて指先や手を動かすことが鈍くなっていき、少しずつ体全体に麻痺が進行していく病気ですが一人一人の進行性が違います。
パーキンソン病のほとんどは高齢者ですが40代未満の若い世代【若年性パーキンソン病】にも発症する場合もあります。
最初は以下の症状などが現れます
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など軽めの症状が表れます。若い世代は特に疲れなどのせいにして見逃してしまいがちです。
運動機能が落ちていくので寿命が短いと思われがちですが、一般の平均寿命の少し短くなる程度です。
リハビリの必要性
寿命が一般より少し短いと言われるパーキンソン病ですが、実際に患者様を施術させて頂いている現場の意見からすると、徐々に筋力が低下して寝たきりや介護が必要な状態になりやすいので 健康寿命を全うするという意味でリハビリは必須になってきます。
パーキンソン病発症後は気持ちがふさぎがちになり、うつ病を発症したり高齢者の場合は認知症が急に進行する場合もあります。
リハビリをすることで、施術者や他にリハビリを頑張っている患者様との触れ合いで、心のケアにも大きく繋がっていくのでリハビリを行うことは重要になってきます。
どんなリハビリをするの
- 歩行練習
- 食事の動作
- 着替えの動作
- ストレッチ
- 関節を動かす
- 筋肉をつける
などのリハビリを行います。
パーキンソン病の主な症状とリハビリを詳しく解説
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パーキンソン病の症状と進行に対するリハビリの必要性とは?
パーキンソン病と診断された患者様やそのご家族は不安な思いを抱えられているかと思います。 症状がどのように進行していくのか どんなことが出来なくなっていくのか どんなリハビリを行うのか リハビリはどこに ...
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パーキンソン病は薬を使って進行を遅らせることが可能なのですが、リハビリでも進行を遅らせる効果も高く、体を動かすだけではなく心も一緒にリフレッシュすることも目指しています。

しかし、リハビリを頑張って行ってもあまり症状が良くならずリハビリに対する意欲をなくしてしまっている人も多いのが現状です。
なぜリハビリをしても良くならないのか
リハビリの効果を実感出来なのは相性もあるのですが、施術者の意識の高さの違いで大きくリハビリの効果が変わってきます。
症状があまり改善されない施術者の特徴
歩行練習やストレッチしかしない
最初は軽い歩行練習やストレッチから始めることは多いのですが、いつまでも同じことしかさせて貰えなかったりします。
麻痺している側にアプローチしない
麻痺している所は諦めて、何もアプローチせず動かせるところだけを使いリハビリを行います。そうすると体のバランスを崩し痛くなかった所に痛みがでたりします。麻痺している箇所にもアプローチすることで、体のバランスをとりやすくしたり関節の痛みを和らげたりも出来ます。
トレーニングを場面に応じて組み立てることが出来ない
パーキンソン病は発症時や進行するスピードがそれぞれ一人一人違うので、患者様の症状を見極めてリハビリを組み立てることが重要になります。

すずき訪問マッサージで施術させて頂いた患者様
こちらの患者様はパーキンソン病発症後、整骨院へ3年間通い姿勢が崩れてしまい歩幅もかなり狭くなっていました。
施術させて頂いくとかなりスムーズに歩けているのが分かるかと思います。
引用サイト:YouTube
当院が選ばれる理由
- 自立神経の働きが改善し、血行が良くなるため身体全体の機能がアップします。
- 筋力の維持、麻痺の回復により自立した健康を目指せます。
- 身体の回復の他に、コミュニケーションの機会が増えるので脳の活性化が見込めます。
- 体の動きが少しずつ変わってくるので、心が明るくなり前向きに。
- 担当者がコロコロ変わらないので、合う担当者に出会えれば一人で長くリハビリをさせて頂けます。

まとめ
パーキンソン病はドーパミンが少なくなり、運動機能に支障が出て進行していく病気ですが、薬を飲んだり正しいリハビリをすることで進行を遅らせることが出来ます。
主な症状
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体が動きにくくなっていくパーキンソン病に、リハビリは欠かせません。
- 歩行練習
- 着替えの練習
- 起き上がる練習
など患者様の症状にあったリハビリを行います。
運動機能が落ちていき、出来る範囲が少なくなっていくと心も落ち込みうつ病を発症してしまうケースもあり、リハビリは運動機能を高めるだけではなく、人との関わりを持ち孤立化させないように心のケアも伴っています。
パーキンソン病は患者様の症状にそったリハビリをすることで、出来にくかったことが出来たり痛みが緩和されたりするのでリハビリは続けていった方がいいです。
もし分からないことや不安なことがありましたら、相談して下さいね。